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【問 13】 Aが、平成24年4月に、甲マンションの301号室の購入に際してB銀行から融資を受け、同室にBの抵当権を設定し、その旨の登記がなされた場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
1 Bの抵当権設定後にAから301号室を賃借した者は、その賃貸借契約が3年を超えないときに限り、賃借権をBに対抗することができる。
⇒誤り。
本肢の賃借人は、抵当権設定登記後に、301号室を賃借しており、抵当権が優先するので、賃借権をBに対抗することはできない。
*民法177条

【問 20】 建築基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 準防火地域内にある共同住宅に高さ4mの看板を設ける場合には、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。⇒誤り
2 法改正により削除
2020年の楽学の過去問には掲載されていました。
古いのは、こういうのに注意しなければいけませんね。

【問 38】 マンションの大規模修繕工事に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 大規模修繕工事において、建設業法上の監理技術者は、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することを第三者的な立場で行う。
⇒不適切。
監理技術者は、一定の者で当該工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどるものをいい、工事が設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することを第三者的な立場で行う者ではない。
*建設業法26条2項

これですね。
以前Twitterで話題になっていました。
今は楽学の過去問(2020年度版)をしているのですが、この説明は2021年度版TACの方が丁寧で、わかりやすいです。